ハナキリン(花麒麟):我が家で咲いた花

今回も、「我が家で咲いた花」シリーズで、「花キリン」をご紹介します。

何か色々と変な花なのですが、年間を通して花を咲いてくれるので、ちょっぴり好きです。この花も育ててから、かれこれ10年以上は経っているかもしれません。

朱色とピンクの2種類の花を、これもホームセンターで1ポットづつ買いました。値段は確か1ポット100円もしてなかったような気がします。

玄関に飾った朱とピンクのハナキリン

※180422撮影 以下同じ

茎が多肉でトゲトゲだらけなので、てっきりサボテンの種類だと思っていたのですが、そうではないようです。

原産国はマダガスカルで、何とクリスマスで必需のポインセチアと同じトウダイグサ科の植物なんですよ。なんか想像がつかないでしょ? でも、花に似ている苞の部分が赤く色づくところはそっくりです。

イエス・キリストの「茨の冠」がこの花キリンだと言う伝説があり、「茨の冠」(Crown-of-thorns)「キリストの植物」(Christ Plant)と呼ばれることもあります。

それから一般的ではないですが、苞の形が唇の形状に似ていることから、アメリカでは「Kiss-me-quick(早くキスして)」って別名が付いています。

 

花キリンの花言葉:
「早くキスして」「逆境に耐える」など

花キリンの誕生花:
 10月19日、11月9日、12月12日

玄関に飾った朱とピンクのハナキリン(少し拡大)

花キリンは、茎や棘、葉を切ると、白い乳液が溢れてきます。有毒(多分、弱毒?)なので、皮膚の弱い人は、注意してくださいね。(ポインセチアも同じです。)

ピンクのハナキリン

花キリンは、挿し木()で増やすことができます。ボクもよく5月に入ると、10本程度挿し木にして、形が悪くなったものと取り換えるようにしています。

ただ、家内が勝手に、一番出来のよさそうなのから順に人にあげてしまうのです。ほんとに困ったものです。

花キリンを知っていて欲しい人だったらそれはそれでよいのですが、何せ、棘アリ毒アリですからね。。。


①先端のところから7~8cmのところで切ります。
②切り口から出てくる白い乳液は、水で洗い流します。
③1~2日、陰干しし、切り口を乾燥させます。
④切り口に発根剤を付けます。
⑤2号くらいの鉢やポットに、植えます。

昔は丁寧に挿し木をしたので、活着率は7~8割くらいだったのですが、最近は4割くらい。

面倒なので、ついつい②~④を省略してしまうのがいけないんでしょうね。

それから挿し木をする幹の太さは、1cm近くはあったほうが打率が高くなるように思います。

 

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